高知ディスカッション大会
★高知大会に当日ご参加の皆様へ
現在、たくさんの方々から、高知大会への参加申し込みをいただきありがとうございます。
当日参加も可能としておりますが、当日参加の方には、資料などの準備が間に合わない可能性があります。
スムーズな運営のため、できるだけはやくご来場くださいませ。
テーマ
- リレー企画 共通テーマ
- 『女性と赤ちゃんが安全で安心してお産するためには、誰が何をできますか?』
- グループディスカッション小テーマ
- (1)増やす:お産の専門家〜産科医、助産師、小児科医、〜のなり手を増やすには?
- (2)活かす:お産の専門家たちが、本来の役割を発揮し、イキイキと働けるようになるには?
- (3)支える:身近な場所で産めない人を助けるには?
- (4)はぐくむ:妊娠中〜子育て中も、お母さんが心豊かにすごすためには?
- (5)伝える :お産と子育ての知識、いのちの尊さを伝えるには?
開催概要
日時
2006年11月11日(土)10:30〜16:00(10:00会場)
会場
高知大学医学部 岡豊キャンパス看護学科棟2階講義室
参加費
一般・学生 500円 / 医療関係者 1000円
- 助成金をいただけることになり、値下げしました!
- さらに11月3日までにお申し込みの方は200円割引 !
お弁当・・・申し込みは締め切らせていただきました
当日は、大学付属病院の食堂もご利用いただけます。
- お弁当(お茶付き) 500円にて承ります。
- 申し込みはdousurukochi@yahoo.co.jpまでお願いします(11月3日締切です)
託児
- 託児はありませんが、当日子ども見守りボランティアスタッフが、会場内とフリーの部屋におります。お子様連れで安心して元気にいらしてください。
問い合わせ先
- dousurukochi@yahoo.co.jp
事前申し込み 【締め切りました。当日受付でお越しください】
高知大会を支える団体
【主催】 どうする?日本のお産 高知大会実行委員会
【助成】 高知新聞厚生文化事業団
【支援】 コープ自然派こうちハートプロジェクト
【協賛】 田村こどもクリニック
【後援】 高知県 ・高知市・南国市・高知新聞社・RKC高知放送・KSS高知さんさんテレビ・KUTVテレビ高知・NHK高知放送局 ・エフエム高知
高知母乳の会・育児サークルあにたん・育児サークルスイミー・妊婦サークルプレママクラブ
高知県産婦人科医会・日本助産師会高知県支部・日本助産師会徳島県支部
国際助産師の日事業促進会
【イラスト協力】 森のくじら
チラシのイラストを提供していただいたイラストレーターの方です。 南国高知のくじらの上で、いろんな立場の人が笑顔で話し合いができますように・・・という願いがこめられています。
【お知らせ】
大会翌日の11月12日(日)には、熊手麻紀子さん 講演会「おっぱいの宝箱」が開催されます。
主催:高知母乳の会 参加費:500円 申し込み不要
場所:高知医療センターくろしおホール 14:00〜16:30
ぜひ、2日続けてご参加ください。お産&母乳イベントで充実した秋の高知で皆様のご参加をお待ちしています!
当日の流れ
【午前】お産の現状について知り、話し合おう
10:00 開場 受付
10:30 開始
10:30〜10:35 本日の流れ説明
10:35〜11:30 医師・助産師・母親によるシンポジウム
- 1.神奈川 : 早乙女智子さん(神奈川県立汐見台病院 産婦人科医師)
- 2.高 知 : 林和俊さん(高知大学医学部付属病院 産婦人科医師)
- 3.愛 媛 : 佐々木真理さん(マミー助産院 開業助産師)
- 4.徳 島 : 中島育代さん(妊婦サークルプレママクラブ代表)
11:30〜12:30 全体ディスカッション「言っちゃえ現状」
それぞれの立場で困っていること、はがゆいこと、どうしたらいいのかわからないといった戸惑い、不満、切なる願い、現状を会場全体でしっかりと語り合いましょう。
互いを否定することなく、どんな考えや思いも尊重して聞きあい、互いの現場で何がおこっているのかを知り合いましょう。本当は、こうしたいんだ、こうしてほしいんだ、という願いを話してみましょう。
12:30〜13:20 ランチ休憩
【午後】さまざまな立場からアイデアをだしあおう
13:20〜14:20 グループディスカッション
当日3〜4名のグループに分かれていただきます。グループ分けはこちらで行いますが、ご了承ください。
『女性と赤ちゃんが安心・安全・快適に産み・生まれるために…』を大テーマに掲げ、以下の5つの小テーマについてディスカッションしていただきます。
(1)増やす:お産の専門家〜産科医、助産師、小児科医、〜のなり手を増やすには?
そもそも、人材の不足によって、今回の問題がおこっています。
高知では、産科医師も助産師もホントに足りません。
生まれてくる赤ちゃんをケアする小児科医も足りません。
まずは、この人たちが増えないと始まらない。
どうしたら産科医・助産師・小児科医になりたいと思う人が増えるでしょうか?
そして、なりたいと思う人を確実に育てることができるでしょうか?
質の高い人材を育てるにはどうしたらいいでしょうか?
どうやって確実に現場に就職し、長く働き続けられるようにするか?
どうやって高知に定着してもらったらよいのでしょうか・・・?
※医師について:医師になるには、医学部で6年間学び、研修医としての期 間に様々な診療科を経験した後、専門分野の医師として本格的な仕事を行うよう になります。高知県には医師を養成する医学部は1カ所です。 現在、産科・小児科を目指す医師が減っていて問題になっています。
※助産師について:看護教育を受けた人が1年間の助産教育を受けることで助産 師の免許を取得できます。高知県では、助産師を養成する専門学校は1ヶ所です が、平成20年に閉鎖予定で、その後は大学の看護学部の中で、期間や養成人数が縮 小された形での助産教育に移行する予定です。 ちなみに、高知県は全国でも助産師の人数が、最も少ない県となっています。
(2)活かす:お産の担い手たちが、本来の役割を発揮し、イキイキと働けるようになるには?
どんなに増やそうと頑張っても、人材は限りある資源。
お産に携わる専門家が減っている今だからこそ、 適材適所な配置とそれぞれの矢地割を最大限に活かした医療体制が必要!
どんな職種がどこに居て、どんなふうに活躍するとうまくいくのでしょう?
大切ないのちを預かる仕事だからこそ、イキイキと働いて欲しい。 どうすれば、医療スタッフが自分の役割を発揮し、イキイキと働くことができる のでしょう?
さまざまな職種ごとの、役割分担はどんなふうになればいい? 出産施設が集約化中で、地域の出産施設との連携はどうやればスムーズにいく?
東西に長い高知県、集約化にも限界が・・・どの程度までの出産施設(お産を担 う人材)の集約化が理想?
(3)支える:身近な場所で産めない人を助けるには?
出産施設の集約化が進めば、必ず増えてくる、地元で産めない妊婦さん。
住んでるところで、選べる出産環境が大きく違います。
人生のスタート、新しい家族との出会い方まで変わってしまいます。
なんとも不公平で不自由な世の中です。
特に、そのような妊婦さんの安心と安全を助けるには、どうしたらいい?
(4)はぐくむ:妊娠中〜子育て中も、お母さんが心豊かにすごすためには?
妊婦さんもお母さんにも、いつだって安心して、心豊かにすごしてほしい。
相談できる・学びあえる・ひとりじゃない・仲間がいる・・・そんなふうに力づけ、 母親が自信に満ちあふれて、親子がともに育っていくためにはどうすればいいでしょう?
いつも誰かが途切れることなく母子や家族に関わり、はぐくんでいけるでしょうか?
(5)伝える :お産と子育ての知識、いのちの尊さを伝えるには?
お産が怖い、子育てがつらいだけじゃない・・・
うれしいこともすばらしいことも伝えたい。
いのちの大切さを子どもたちにも伝えたい。
お産にまつわるいろんな情報を伝えたい。
そして、情報を得て、その人らしくチョイスして、決断してほしい。
まだまだ情報化が進んでいない高知県。
女性たちはどうやって情報を得たらいいでしょう? どうやれば、その情報を活かし、選ぶ事ができるでしょう?
14:20〜14:30 休憩 意見紹介準備
14:30〜14:45 意見紹介
5つの小テーマについて、グループディスカッションで出た意見を紹介します。
14:45〜15:45 全体ディスカッション
グループディスカッション・意見紹介を通して、感じたこと、発見したこと、気づきなどを全体でディスカッションします。
そして最後にこれまでのディスカッションをふまえ、1人1人が、私に何ができるのか、これから何をしていきたいのかを考え、「私が○○する」を導きましょう。
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References:[お知らせ(What's New)] [終了した大会]